家族葬のメリットと葬儀場選びのコツ
葬儀といえば故人と縁のある人が参列し、規模も大きくなるのが主流とされていたのは一昔前のことになりつつあり、現在では小規模な葬儀を望む人が増えました。そのことから家族葬もかなり身近な存在となっています。家族しか参列できないという定義があるわけではなく、故人と親しかった人ならば参列できるということから、選ぶ人が増えています。
メリットとしては、規模が小さいので費用が安くおさえられるという点がまず第一にあげられるのではないでしょうか。金銭面で余裕がない人でも、無理せず執り行うことができます。メリットは金銭面だけではありません。
ごく親しい少人数で執り行うことになるので、挨拶をはじめとした儀式的なことに気を使わずにすみ、精神的な負担も少なくなります。故人との最後の時間をよりゆっくりと過ごすことができます。しかし本来ならば参列するという選択をする人を断るという形になることから、参列したかった人と後々トラブルになってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、事前に知らせておき納得してもらっておくことが必要となってきます。気をつけておかなくてはならないことは、葬儀業者や葬儀場をよく比較してから選ぶという点ではないでしょうか。大規模な一般葬を執り行うことをメインとしている業者に依頼してしまうと、葬儀場も規模が大きいところしかなく、少人数では寂しい雰囲気となってしまいます。
それだけではなく会場の規模が大きいとなれば金額も高くなってしまいます。近年では小規模な葬儀を選ぶ人が増えたことから、家族葬を得意としている葬儀業者も増えておりパックプランになっていることも多いので選びやすくなりましたが、パックプランの中に本当に必要な最低限のものが含まれているのかという点にも注目しておかなくてはなりません。
中には追加でオプションをつけていかなくてはならないケースもあり、最終的には高額となってしまうことも珍しくはありません。満足できる家族葬にするためには、葬儀業者選びが重要なポイントとなるということは頭に置いて置くようにしましょう。
複数の業者から見積もりを取り、トータル費用の相場を知ることが大切です。もちろん金銭面の違いだけではなく、対応が丁寧で良心的な業者なのかということも重要視しておかなくてはなりません。規模が小さいといっても、通夜や告別式のある立派な儀式ということは頭に置いておくようにしましょう。
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